
【天皇賞・春】躍進の4歳馬、どこから狙う?GⅠラッシュ一発目をジャッジ
提供:重賞トレンドジャッジ
いよいよ怒涛の7週連続GⅠが始まるね!
これはワクワクするよな。毎週GⅠが楽しめるってのは最高だよ。
現場も大盛り上がりだから、この熱を少しでも皆さんにお伝えしたいところだね。
さて、そんなGⅠラッシュの初戦は天皇賞・春です。 早速ブライアンからこのレースのポイントを解説してもらいましょう。ブライアンよろしく!
今年はズバリ、4歳馬に注目したいね。
このレース自体、過去10年中7年で4歳馬が馬券に絡んでいるレース。そして、今年の4歳世代はかなり粒ぞろいってのも重要なポイントだな。
世代の代表格、ダービー馬ダノンデサイルはAJCCとドバイSCを勝利。中央重賞では今挙げたAJCCを含めて4歳馬が11勝と勢いバツグンだ。
この路線で言うと、ダイヤモンドSを勝ったヘデントール、阪神大賞典を勝ったサンライズアースがともに牡馬4歳だね。
前年の菊花賞馬、アーバンシックこそ出て来ないものの、この馬も出走していれば間違いなく上位争いの一角になっただろう。
ステイヤーに絞っても今年の4歳馬は結構いい馬が揃っていて、長距離戦線の勢力図がガラッと塗り替わる一戦になりそうな予感だ。
ここで悩ましいのが、その4歳馬同士の序列づけだよな。
今年出走予定の4歳馬5頭が一堂に会したレースって実はないんだよね。
5頭中4頭、サンライズアース以外が揃ったのは昨年の菊花賞。その時はヘデントールが最先着の2着だったけど、4着のショウナンラプンタは2着と同タイム、5着ビザンチンドリームは0.1秒差とかなりの僅差だったね。
その菊花賞にいなかったサンライズアースと、菊花賞4着のショウナンラプンタが阪神大賞典で激突。この時はサンライズアースが勝って、4着のショウナンラプンタには1.1秒も差をつけている。
これらを繋げて、じゃあサンライズアースが世代トップですね、なんて簡単なハナシだったら楽なんだけどな(笑)。
そう単純じゃないところも競馬の面白さだね。それに、菊花賞では8着に敗れたものの、その後は自己条件でしっかり連勝しているハヤテノフクノスケの位置付けも難しいところだ。
この辺りはギリギリまで吟味したいところ。週末に改めて結論を出すから、それまで楽しみにしていてくれよな。
さて、編集長には、このレースで狙いたい血統についても教えてもらおう。
天皇賞・春と言えば、やっぱり伝統的にトニービンが強いよね。
トニービンの血は消耗戦にすこぶる強くて、みんながバテて来て脚が上がってくるようなタイミングで、しぶとく脚を使えるという特徴があるんだよね。
なるほどな。いくらステイヤーとは言え、3200mを楽々こなせるってワケじゃない。苦しくなったシーンでもう一押しに繋がるのがトニービンの血ってワケだ。
そうそう。トニービン絡みでいえば、やっぱりハーツクライだよね。僕も15年に10人気で3着した時に本命にしてたカレンミロティックが代表例。
他にも以下のように人気を問わず好走馬を輩出しているね。
そうすると、さっき名前が挙がった4歳馬のハヤテノフクノスケがここでも出て来るワケだ。この馬の父ウインバリアシオンはハーツクライの仔で、血統的にも侮れない存在だな。そこも含めて、4歳馬をどう扱うのか、非常に興味深い一戦だ。
具体的な序列づけに関しては週末を待って欲しい!7週連続GⅠの一発目から、とっておきのネタをお届けするべく、絶賛リサーチ中だ。4歳馬の最新情報に限らず、馬券に役立つこぼれ話があればドンドンお届けするつもりだぞ。乞うご期待!
【天皇賞・春】長距離ならオレに任せろ!GⅠラッシュ開幕を飾る必見金脈馬
業界関係者と幅広い交友を持ち、陣営の“思惑”を予想に落とし込む一方、枠や脚質から展開を読むことにも長けている。勝った夜に呑む酒こそ、この世の至高らしい。長年培った勝負勘から厳選指名するターゲットは必見。
立教大学部法学部卒。『東京スポーツ』や『競馬の天才!』などで人気コラムを執筆し、『ラジオ日本』ではメイン解説を務めるなど各メディアから注目されている実力派血統予想家。血統理論により導き出された必然の穴馬から驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。