【競馬の天才!コラボ】大舞台に強い漢・ブライアン梶田さんが"勝てる穴馬"でデッカく獲る秘訣を伝授!

2024/05/17

トラックバイアスを紐解くと
ドデカい金脈を発掘できる!

 大きい馬券が獲りたいのなら思い切って人気馬を蹴飛ばす必要があります。無理に切れといっている訳ではありません。しかし、1~3番人気馬の3頭で決まるレースもそれほど多くはないでしょう。人気馬といえども死角を持っている馬はいるということを再確認して欲しいですね。一方で、必要以上に人気を落としている実力馬がいるはずです。配当妙味のある実力馬を炙り出す作業こそが、大儲けに繋がる準備になります。

 高松宮記念、桜花賞とお宝馬が走ったことで、大レースに強いと思ってくれたファンの方もいるようです。そのこと自体は感謝していますが、決して満足はしていません。

 高松宮記念のマッドクールは勝ちましたが、最終的に単勝10倍を割ってしまったこと、桜花賞のライトバックは3着だったことは、まだまだだなと思っています。お宝馬でも勝てる穴馬を挙げていきたいからです。パラメータ上は連対以上という意味合いで推していましたし、結果としては悪くないと思う部分もあるのですが、人気の有無に関わらず勝てる馬を推していきたいですね。

▲トラックバイアスを踏まえた上で、他馬との能力比較もバッチリ。ジョッキーも期待通りの好騎乗をみせた。

 高松宮記念のマッドクールは6番人気(単勝9・6倍)で1着だったのですが、推した当初は単勝10倍を超えていました。最終的にオッズが下がってしまうのはどうしようもない部分もあるのですが、10倍を超えてくれないと(苦笑)。

 昨夏のCBC賞は熱中症の影響もあったし、前走は初の海外遠征(香港スプリント)と敗因はハッキリしていました。スプリンターズSではママコチャにハナ差負けたものの大した差ではありません。それにも関わらずママコチャはここで3番人気(単勝8・0倍)という具合。2番人気(単勝5・4倍)のナムラクレアにはスプリンターズSで先着しているのに、マッドクールの人気が下だったんです。

 また、高松宮記念週の馬場は土曜日も重馬場だったのですが、インの強さが目立っていました。今年は1月の開催がなかったこともあり、インが持つ馬場だったんですね。インで競馬ができるマッドクールには条件が揃っていたんです。鞍上の坂井瑠星騎手は馬場読みが上手なジョッキー。インで競馬をするというイメージを持つことは簡単でした。

 トラックバイアスは穴馬を見つける、人気馬の死角を見つける上では欠かせない要素でしょう。すべての競馬場や条件で力を出せるのは超A級馬。GI馬であっても、適性外の条件で走れない馬というのは少なくありません。

 そういった意味でママコチャは7枠14番だし、条件的には有利ではありませんでした。重、不良馬場も未勝利戦で3着が1回あるのみ。スプリンターズSではマッドクールに勝ってはいますが、条件がここまで違えば逆転可能だったし、それがこの結果にもなったんじゃないかなと思っています。

▲例年と異なる傾向も読み切り、人気薄の素質馬をズバッと推奨。

 桜花賞のライトバックは7番人気(単勝14・6倍)で3着なら、お宝馬としては悪くないと褒めて頂きました。桜花賞当週の阪神芝は例年とは違い内前有利とは限りませんでした。力さえ秘めていれば差し届く馬場というのもポイントでしたね。新潟の新馬戦も1頭だけ上がりが32秒台。エルフィンSも次走でチューリップ賞を勝ったスウィープフィートを封じていました。

トラックバイアスを見ているだけでも、その馬場に合った馬を選べるので、意識して観察してもらえれば、穴馬チェックの一環にはなると思いますよ。

ブライアン梶田
漢の馬券伝道師

ブライアン梶田

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伝説のカリスマ予想家・清水成駿から薫陶を受け、業界関係者と幅広い交友を持つ。陣営の"思惑"を鋭く推理する一方、枠や脚質から展開を読む能力にも長けている。「小さな的中を拾いに行くのではなく、勝つ時に大きく大きく儲けてこそ漢の馬券だ!」が信念。長年培った勝負勘から厳選指名するターゲットは必見。

 

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