
【新潟記念】今年の新潟記念はひと味違う!その理由とは?
提供:重賞トレンドジャッジ
いよいよ夏の新潟開催もクライマックス。今回取り上げるのは新潟記念だ。
甲子園も終わり、少し寂しい気もするが、気を落とさずに行こうぜ!
ファンの注目度も上がってくる時期だから、我々としては、むしろここから更に士気を高めていきたいところだよね。
ああ。そして、そんな秋のGⅠを目指す馬も出走して来るのがこのレースだ。
札幌記念の回でも少し触れたが、今年から新潟記念は別定戦になるんだよな。ハンデ戦から別定戦に変わったことで、有力馬が重い斤量を背負わずに出走できるようになり、その分例年よりもメンバーが揃った印象だ。
札幌記念は、レガレイラやヘデントールらノーザンファームのA級馬が回避したのもあって、やや物足りないメンバー構成だったよね。今年はむしろ、新潟記念の方が豪華な顔ぶれになっているね!
そうだな。ノーザンのトップ層こそいないが、ブレイディヴェーグやクイーンズウォークなど、それに次ぐクラスの馬が出走を予定しているからな。
この2頭は秋のGⅠを見据えての出走だろうね。左回りでワンターンの2000mというのは、秋の天皇賞に近い条件だし、そこに向けての試走も兼ねているんだろうね。
それに、今回はこの2頭以外にも錚々たる顔ぶれが揃っていてな。
GⅠでも好走したシランケドや、期待の3歳馬エネルジコ、上がり馬のアスクカムオンモアなどからも目が離せないぞ。
予定では、アスクカムオンモアに戸崎騎手、ブレイディヴェーグに津村騎手が乗るみたいだね。
ちょっとした連絡の行き違いがあったりしてこうなったようだね。まあ、アスクカムオンモア陣営は良いジョッキーを確保できて、俄然、トーンアップ! 前走乗ったディー騎手も「上のクラスでも十分やれる」と、その素質を高く評価していたんだよね。
今回は、GⅠ級の馬たち相手にどこまでやれるのか、力試しの一戦になりそうだ。
そういう所も含めて、見どころの多いレースだよね。
では、次は私からこのレースの血統傾向を。
このレースの特徴はとにかく
キングカメハメハ系
が強いということ!
以下が近年のキンカメ保持馬の着順になるけど、出走頭数の割にかなりの頭数が馬券になっているんだよ。
昨年に至っては、該当馬が2頭しかいない中で、2頭とも馬券になっているのか。
昨年は、穴馬券・ネオメソッドのコーナーで推奨したシンリョクカが見事に1着。8番人気 26.0倍とオッズ妙味も十分だったよ。
新馬戦以降は連敗続きだった馬が勝つあたり、かなり特殊な適性が求められるレースなんだろうな。
そうかもしれないね。以下がその好走馬たちのラインナップだけど、人気薄でも結構好走してる馬が多いんだよね。
今回もキンカメを内包する馬が数頭いるから、要注目だな!
そうだね。絶対とは断言できないけど、こういう傾向があるのは確かだから、是非とも予想に役立てて欲しいね。
今回は、別定戦に変わったことによる影響や、血統傾向について解説したぞ。
レース当日までに、この2つのポイントを各自しっかり復習しておいてくれよ。それではまた来週!
【新潟記念】昨夏の新潟重賞で絶好調の競馬JAPANが贈る金脈馬!
業界関係者と幅広い交友を持ち、陣営の“思惑”を予想に落とし込む一方、枠や脚質から展開を読むことにも長けている。勝った夜に呑む酒こそ、この世の至高らしい。長年培った勝負勘から厳選指名するターゲットは必見。
立教大学部法学部卒。『東京スポーツ』や『競馬の天才!』などで人気コラムを執筆し、『ラジオ日本』ではメイン解説を務めるなど各メディアから注目されている実力派血統予想家。血統理論により導き出された必然の穴馬から驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。