【阪神大賞典】ここは有馬で沈んだ実力馬のリベンジ舞台!

2026/3/15
提供:重賞トレンドジャッジ

ポイント①避けては通れぬ有馬記念組

ブライアン

阪神大賞典と言ったら、皆さんどのレースを思い浮かべるだろう?

俺はその名に感じる縁もあって、やっぱり真っ先にナリタブライアンが思い浮かぶんだよな。

同じように彼を思い出すファンの方も、きっと少なくないはずだ。

境和樹

オルフェーヴルが大逸走から蘇ったレースも、記憶に残る一戦だよね。

ブライアン

ああ。ちなみに過去の阪神大賞典を振り返ってみると、いくつか“ポイント”になる傾向があるんだよな。

そのひとつが、前走・有馬記念組の好走率の高さ。たとえ掲示板外に敗れていても、ここで着順を一気に上げてくるケースは珍しくない。

該当馬は以下の通りだ▼

【前走有馬記念組の好走歴】
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23年🥇ジャスティンパレス
(22年有馬記念7着)
23年🥈ボルドグフーシュ
(22年有馬記念2着)
23年🥉ブレークアップ
(22年有馬記念16着)
22年🥇ディープボンド
(21年有馬記念2着)
21年🥈ユーキャンスマイル
(20年有馬記念11着)
18年🥇レインボーライン
(17年有馬記念8着)
18年🥈サトノクロニクル
(17年有馬記念9着)
境和樹

グランプリに出走している時点で、一定以上の能力があるという証なんだろうね。

現代競馬では超一線級が長距離路線に向かいづらく、相手関係的にも楽になりやすいしね。

有馬から約3か月というローテーションも丁度良いよね。

ブライアン

今年も有馬組が複数頭出走を予定。

中でも注目💡はアドマイヤテラだ。有馬記念の時は状態こそ良かったものの、不利な外枠&上がり勝負は厳しかったし、着順ほど評価を落とす必要はないだろう。

この中間はCWで6Fの自己ベストを更新したりと、叩き台を感じさせない稽古を消化しているぞ。

境和樹

友道先生は前走時に攻め駆けしないタイプと評していたけど、それでいてココまで動けているのは明るいニュースだね。

3歳時には菊花賞で3着と、長距離適性に関しても申し分ない一頭だよね。

ブライアン

ハイレベルな明け4歳勢からは、レッドバンデを取り上げたい。

2走前は自己条件で5着。1000m通過64.2秒の超スローで、キレ味勝負では分が悪く、あの位置取りと仕掛けでは厳しかった。

この騎乗については、ダイスケ(佐々木大輔)もかなり反省したようで、前走ではシッカリとリベンジ。

格上挑戦になる今回だが、メンバーの揃っていた菊花賞の5着馬。陣営もかなり色気アリな参戦のようだし、その点で割り引く必要はなさそうだ。

境和樹

元々ハミを噛むところがあったらしいけど、トライアビットに換えてからは、だいぶ折り合いも改善したみたいだね。

血統的にも母が独オークス馬で、スタミナ豊富な牝系。道悪適性も非常に高いし、当日馬場が渋った場合はさらに要注意だね。

ポイント②本番とは質の異なる一戦

境和樹

実はこのレースって、変に小細工をせず、単に"長距離実績のある馬"を狙うのが吉なんだよね。

過去の好走馬の顔ぶれを見ても、それは明白だよ。

【長距離実績馬が順当に来る!】
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25年3着:ブローザホーン
(24年天皇賞春🥈)
24年1着:テーオーロイヤル
(24年ダイヤモンドS🥇)
24年2着:ワープスピード
(24年ダイヤモンドS🥉)
23年1着:ジャスティンパレス
(23年菊花賞🥉)
23年2着:ボルドグフーシュ
(23年菊花賞🥈)
22年1着:ディープボンド
(21年阪神大賞典🥇)
22年2着:アイアンバローズ
(21年ステイヤーズS🥈)
22年3着:シルヴァーソニック
(21年ステイヤーズS🥉)
境和樹

このレースって基本的には、後半は11秒台が続くロングスパート勝負になりやすいんだよね。

10秒台に迫るような極上の瞬発力は不要だけど、11秒台後半をコンスタントに刻む持続力は、かなり求められるんだ。

だから、自然とステイヤー資質が高い馬が有利になってくるんだよね。

【近3年のラップ(ラスト6F)】
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25年:11.7-11.2-11.5-11.5-11.5-12.1
24年:12.3-11.7-11.1-11.7-11.8-11.6
23年:12.2-11.9-11.6-11.4-11.3-11.7
ブライアン

ラスト1200mとなると、ちょうど2周目の向正面あたりか。

あそこから脚を使い始めて、最後までバテない馬を探せばいいってことだな。

境和樹

前哨戦らしく、道中はユッタリとした流れになるのも大きな特徴だね。その点が、本番(天皇賞・春)との決定的な違いと言えるかな。

13秒台の区間もある中で、シッカリと我慢が効くかも鍵になってくるよ。

【両レース1000m通過ラップ】
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◆25年阪神大賞典:63.1秒
→25年天皇賞春:60.7秒

◆24年阪神大賞典:63.7秒
→24年天皇賞春:59.7秒

◆23年阪神大賞典:64.9秒
→23年天皇賞春:59.7秒

◆22年阪神大賞典:63.1秒
→22年天皇賞春:60.5秒
ブライアン

となると、ここでの結果が必ずしも本番に直結するわけではない、ということか。

舞台も阪神→京都に変わるし、ここで敗れても本番で巻き返す馬がいる可能性も、頭に入れておきたいところだな。

境和樹

血統的には、長距離に強いステゴ系やロベルト系あたりが注目かな。

他にもダンスインザダーク、マンハッタンカフェなど、長距離戦で活躍が目立つ血統を持つ馬は抑えておきたいね。

ブライアン

なるほど。長距離初挑戦馬の取捨には、かなり有効になりそうだな。

今回も注目すべき馬柱に、ラップ傾向など、あらゆる角度からレースを展望する事が出来たな!

何度も読み返して、ぜひ皆さんの馬券にも活かしてもらえると嬉しいぜ。それではまた来週!

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プロフィール

ブライアン梶田

チーム成駿の初期メンバー。「勝ちたければ使う側の視点に立て」という清水成駿の教えを自身の背骨とし、”陣営の思惑”を馬券に落とし込む。東西問わず、あらゆる業界人と関係を築き上げており、闇に埋もれる情報を掬い上げる。長年培った勝負勘から厳選指名する金脈馬は必見。

プロフィール

境和樹

東京スポーツで予想コラム執筆、『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』にてメイン解説を担当。立教大学法学部卒、合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳を駆使し穴馬を仕留め続ける。得意の血統分析はもちろん、馬場、展開、舞台適性など、あらゆる角度から期待値の高い本命馬を導き出す。

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