
- $お宝馬
- 11サイルーン
- (堀 宣行厩舎/佐々木 大輔騎手)
狙い方 |
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配当妙味 |
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新潟大賞典(GⅢ)で俺【東信二】が「乗りたい穴馬」は、サイルーン!
先々週からスタートした春の新潟競馬は、速めの時計は出るものの、ジョッキーたちが口々に「掘れる馬場」という馬場コンディション。
よく似た状況が最近あって、それが春の中山開催。その時も時計は速いんだけど、開幕週から芝の塊がバシバシ飛んで行くような馬場。
そんな中山開催の東風Sで勝ったのがサイルーン。しかも、当時の馬場状態は重馬場。雨が降る中での競馬だった。ルメール騎手も「この馬場が合っていた」って言ってたように中山記念の時とは進みが違った。
今週は、土日ともに東西ローカルは雨予報なので、サイルーンにとっては、シメたもの。
今回は佐々木大輔騎手に乗り替わり。実戦では初コンビだけど、稽古では何度も乗ってますからね。
ある程度のクセは把握しているはずで、乗り替わりは大きなマイナスにならないと見ます。
むしろ、ルメール騎手(リーディング9位)は調子が上がりきらないし、佐々木騎手(リーディング8位)の方がイイのかも。
佐々木騎手は、関西の有力厩舎からも依頼が結構くるように、調教師とか馬主間で高く評価している人が多い。
俺から見ても、今どきの若手騎手にしては当たりが柔らかくて騎乗フォームもキレイですよ。アブミを短くして乗るし、拳も低い位置で動かないし。
同じくらいの世代の騎手は、減量を活かして速めに踏んで行く乗り方が多いんだけど、そうじゃなかったしね。減量がとれてもやれそうだな、と思っていたら2年目でブレイク。
2走前の中山記念は、9ヶ月ぶりの競馬だったし、その上に高速馬場。さすがにGⅡの敷居も高かった。
この中間の攻めは、2週続けて佐々木騎手がエスコート。1週前のウッドで自身2番目の好時計を単走でマーク。今週は時計を出したのが4ハロンからでしたが、相変わらずイイ脚運び。
2000Mが初めてなので、そこがどうかですが、具合は良さそうだし、前走があのドロドロ馬場を内々で立ち回ってのVだった。
あの感じで距離損なく立ち回って、もうちょっとタメれば何とかなりそうな感じがありますね!

昭和から平成初期に活躍したトップジョッキーの1人で、現役時代に有馬記念、皐月賞、菊花賞、安田記念、スプリンターズSなど重賞を21勝している。実際に騎乗していた者にしか分らない騎手心理や駆け引きを読み解くのは勿論、後輩ジョッキー(現在は調教師になっている者も多い)を含めた幅広い人脈も強み。競馬番組で浸透したシンジマンが愛称。