波乱・小倉記念で衝撃ワンツー!
競馬歴50年の勝負馬が無料【うまスクエア】

狙い方 |
|
---|
配当妙味 |
|
---|
現役の頃は、北海道の3歳戦(今で言う2歳戦)で結構勝たせてもらってて、函館3歳Sで3勝、札幌3歳Sで2勝でした。
中でもコレというのが、サクラシンゲキ(1979年の函館3歳Sを勝利)ですね。あの時は本当に自信を持って乗れました。
他の馬とはスピードが全然違いましたから。「1400M以下ならちょっとやそっとじゃ負けないぞ」と思っていて、実際に古馬になってからスプリンターズSも勝ちました。
ゲートを普通に出れば勝てると思っていたので、作戦なんかはありません。とにかくゲートが速いもんですから、こっちが置かれないように、タテガミに指をかけておく訳です。
あとは馬が、もう前傾姿勢っていうか、ゲートに鼻面をつけて「出るぞ」って感じで待ってるので、余計なことをしないというだけ。スゴイ馬でしたよ。
そんなサクラシンゲキですが、入厩した頃からそうではありませんでした。
ある程度、牧場で教え込まれている今と違って、厩舎で馴致みたいなことから始める時代ですから。自厩舎の馬だったので、色々と教えながらでした。
それで今年のメンバーでサクラシンゲキみたいな馬がいるかっていうと・・・いないですね。
カイショーっていう馬が1000Mで3馬身差つけてレコードというあたりからも速いは速いです。ただ、一完歩目から速いっていう訳ではないので。
そんな中で「乗りたい穴馬」としたのがマイオウンウェイ。
前走の勝ちタイム1.10.6秒は、阪神で稍重ということを考えると水準レベル。前後半のタイムはホボ同じで、楽な形の逃げだったと言えるでしょう。
そういう経緯もあって、1~2人気ということはないと思うんですが、初戦は発馬も速かったし、少し行きたがる感じもありながら辛抱できていましたよ。
事前に「抑えが効かない」なんという話も聞いていたので、どうかなとは思ったんですが、意外でしたね。
母親のアウィルアウェイは、重賞を勝ったくらいのスプリンターなんですが、だいぶタイプは違う印象。変に抱えるより、馬の気に任せて前に行った方が良さそう。
調教なんかを見ててもかなり気性が前向きなのが見てて分かります。
距離を延ばしていいような馬ではないですし、現状の馬格から言っても2歳のうちに稼いでおきたいクチ。厩舎サイドも力が入る場面でしょう。
函館も今週が最終週。開催の初めはレコードがバンバン出るような馬場だったけど、さすがに少しは時計がかかるようになってきたし、十分にチャンスはあるんじゃないでしょうか。
昭和から平成初期に活躍したトップジョッキーの1人で、現役時代に有馬記念、皐月賞、菊花賞、安田記念、スプリンターズSなど重賞を21勝している。実際に騎乗していた者にしか分らない騎手心理や駆け引きを読み解くのは勿論、後輩ジョッキー(現在は調教師になっている者も多い)を含めた幅広い人脈も強み。競馬番組で浸透したシンジマンが愛称。